袋に包まれた「フルーツほおずき」の実は、マンゴーとオレンジを足したようなトロピカルな味。
食用ほおずきは栄養価が高く、美容フードとしても注目されています。
≪ 食用ほおずきとは? ≫ 日本では観賞用としての認知度が高かったほおずき。トマトなどと同じ南米原産であるとの説があります。
ヨーロッパでは古くから盛んに栽培されており、特にフランスでは
ジャムやお菓子などによく利用されてきました。
(フランス語でほおずきは amour en cage 。
直訳すると「かごの中の愛」。素敵ですね!)
日本でも最近食用ほおずきに
注目が集まりつつあり、
ほおずきトマト、オレンジチェリー
などの名で果物または
野菜として出荷され、
高級レストランやパティスリー
でも用いられています。
≪ 食用ほおずきの高い栄養価 ≫
食用ほおずきはおいしいだけでなく、ビタミンA、ビタミンC、鉄分、ポリフェノールが豊富に含まれ、
コレステロールの低下や美肌効果があるとされるイノシトールの含有量が高く、美肌フードとしても注目されています。
ガクが枯れていても、中身はみずみずしくジューシーなほおずきは、中国最古の薬物書物と言われる「神農本草経」などの
書物に既に登場しています。そこでは、ほおずきが体内の水分の巡行に関わる「水道」の通りをよくするとされており、
日本の化粧品会社での研究も進んでいるようです。